1. はじめに

管理人・織戸の経験則をまとめたもの。


2. 心構えとか

・Xやドライバ関係は、現状に問題がない場合を除き、Updateしない!!!
・頑張って英語のサイトを探した方が、解決への近道
 →情報が早い
 →情報量が多い
 →意外と読める。専門用語は日本語でも英語でも同じ
・Linuxは、新バージョンが出て数ヶ月はバギーと思え!


3. ログで情報収集

■ログの見方
 ・バグったら、少し待ってから再起動or再ログイン
  →ログに切れ目を作って見やすくする

 ・違う環境(Unuty3dとUnity2d)があったら、バグらない環境で起動してログを取り、両者を比較
  →共通する部分は、多分原因でないから除外

■ログの種類

~/.xsession-errors
 →~/.xsession の中でのエラー、ウィンドウマネージャの出力するエラーなど

/var/log/syslog 
/var/log/kern.log
/var/log/Xorg.0.log
 → (WW) warning, (EE) error, (NI) not implemented, (??) unknown
/var/log/auth.log
/var/log/user.log
/var/log/udev
/var/log/dmesg カーネルのログやブート時のメッセージを表示


4. Xがバグってる場合

■現状の調査
・各種ログを見る
・(グラボがNvidiaの場合)nvidia-settingsを見る

■トラブル原因の検討をつける(上から順に考える)
・ブラウザ、flash
・unity,compiz
・ドライバ
 →最新開発版、旧版を試す
・memtes,SMARTなどハードウェア故障が無いかチェック
・linux kernel
・GDM (Gnome Display Manager)
・X
・GNOME

■悪あがきをする
・compizの装飾→影をゼロに=事実上無効、フェードを切る
・ブラウザを変えてみる、flashのバージョンを変えてみる
・リポジトリ追加して、安定版でないドライバを入れてみる

■最終手段
・グラボ買い替え


5. サウンド

■用語
aplayコマンド:ALSAを利用したサウンド機能
dmix:ALSAで複数の音を同時に鳴らせるようにするためのプラグイン

■情報収集
・ログ
・ https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Hardware/SoundTroubleshooting
・aplay -D plug:dmix 音声ファイル名
 →音が再生されるかチェック

・aplay -l
 →全てのサウンドカードとオーディオデバイスを表示

・lspci -v
 →PCIデバイスの情報を見る、-vで詳しく表示される
  cf.長くなるので、lspci -v | less とすると見やすい
 →PCI識別番号(バス番号:デバイス番号.ファンクション番号)/デバイスの種類/ベンター名/ICチップの型番が表示される
 →lspci | grep Audio、などととすればオーディオデバイスが表示される

・lsmod
 →現在読み込まれているドライバ(カーネルモジュール)を表示する

・cat /proc/asound/cards

■トラブル原因の検討をつける
・案外、ブラウザやflashが原因の場合も

■悪あがき
・~/.asoundrc 作っていじくる
 → http://www.alsa-project.org/main/index.php/Asoundrc
  あたりを参照
・alsamixer で設定
・ミキサーで、音の出力先を別のデバイスに変えて音を出力し、元にもどす

■最終手段
・USBオーディオを買う
 e.g. Sound Blaster Play! SB-PLAY
 →、音が出なくなったら~/.pulseを削除?